
モノづくりの基本
弊社の“モノづくり”精神は、『全加工工程のモニタリングシステム』の導入と、その確立にあります。そして、更に要求が高まる高精度品の市場ニーズに応えるために、“モノづくりの基本”として、10年以上も前から逸早く、精密加工工場内および検査測定室内を365日の昼夜を問わず、1年間を通して22℃±1℃の恒温管理を行っています。 検査室内においては、湿度管理とお客さまの要求によっては、静電気対策も可能になっています。
また、お客さまから要求される高精度品に対しては、先ず工場内および検査室内(クリーンルーム・クラス1000)を同一温度で管理することで、精密加工品がどの加工工程であろうと“製品の温度ならし”によるロスタイムをなくして、スピーディな評価測定を可能にしています。
全加工工程モニタリングシステム

無意味な不良品を撲滅することで、納期遵守・コスト削減
高精度品の市場ニーズに答える最新の工場管理システムを導入することで、検査待ちや前工程からの待機時間を少なくし、また、次工程への持ち込みをスムーズにして、加工機械のダウンタイムを最小限にしています。
次工程に進むときに、必ず検査室がその工程ごとの検査測定を行い、検査合格済みと云う確認サインがなければ、次工程には持ち込めないと云うシステムの確立にあります。これは、不良品を絶対に次工程に持ち込まない、お客様には絶対に納めないと云う、強い信念のもとに確立したシステムにほかなりません。
最先端の加工技術の研究・開発も可能
オペレーターの作業負担を軽減させることで、“モノづくり”に集中できる体制づくりに成功しています。
そして、不良品の発生を未然に防ぎ最小限に抑えることで、お客様の要求に“納期・品質”の面からだけでなく“コスト”の面からもご満足をして頂けるものと考えています。旋盤加工、MC加工(荒仕上げ、中仕上げ、仕上げ)他の各工程が終了都度、必ず品質保証部が検査を行うことで加工不良品を 次工程に持ち込まない『全加工工程のモニタリングシステム』 を導入することで品質のトレサビリティとして3年間保管(ISO認証取得による文書管理)することで、予期せぬ事態にも、『誠意』をもってお客さまの要求に答える事ができます。
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材料受入れ ~ 検査工程
- MC加工工程
- NC旋盤加工工程
- ポリッシュ加工工程
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品質保証部
- 完成検査
- 加工工程検査
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クリーンルーム
- 洗浄
- 梱包・出荷
技術を支える設備
保有設備台数合計 355 台 (2024年末現在)
当社では、本社工場、横浜サプライセンター、大和ビジョンセンター、藤沢テクノロジーセンター、熊本工場の5拠点に、最新設備を備えています。最新鋭の設備と匠の技の融合により、加工方法・冶工具の改善などを行い“コストダウン”につなげています。また、プログラミングや冶工具の製作・段取等を全社員を対象に教育を実施しており、抜かりの無い生産体制で、様々なお客様のご要望にお応えします。
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マシニングセンタ
91台
精密切削加工で高い加工精度を実現。多品種少量生産にも対応します。
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5軸マシニングセンタ
22台
5軸制御で複雑な立体形状を高精度加工。多様な部品に対応可能です。
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複合旋盤 NC旋盤
65台
プログラム制御で安定した加工精度。自動化により効率的な生産が可能。
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立型旋盤
7台
円筒形部品の高精度加工が得意。大型部品の加工にも適しています。
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三次元測定機
22台
三次元測定で複雑形状も高精度に測定。品質管理を徹底し信頼性を向上。
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画像測定機
6台
非接触で高精度な画像測定が可能。微細部品の形状・寸法を迅速に検査します。
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クリーンルーム
15室
クラス1000対応。純水超音波洗浄で高い清浄度を確保し品質を保証。